お薬手帳は、皆様が飲んでいるお薬の名前や使い方に関する情報、過去のアレルギーや副作用の経験の情報などを記録し、医師や薬剤師がその情報をもとに安全な医療を行うためのものです。
お医者さんの診察時や薬局でお薬をもらう時に、お薬手帳を提示していただくことは
(1)お薬の重複・飲み合わせの危険を防ぐ
(2)アレルギーや副作用の記録を確実に伝え、危険を回避できる
といった形で役に立っています。
毎回同じお薬が出ていたとしても、それを続けている事実を医師や薬剤師が確認出来ることは、電子記録が見られない状況、いつもかかっている病院へ行けない状況などで役に立ちます。実際に東日本大震災の際にはお薬手帳が非常に役に立ちました。
現在はお薬手帳を持参することで薬局での会計が少し安くなるという側面もありますので、ぜひご活用ください。